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「外国人のお母さんが安心して子どもを産めるような、格差のない社会にしたい!」 NGOシェアのクラウドファンディング、CAMPFIREにて9月8日より開始!
2019年9月22日 シェア国際保健協協力市民の会
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プレスリリース提供元:ValuePress!

シェア=国際保健協力市民の会(NGOシェア)は、2019年9月8日より、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、クラウドファンディングを開始しました。日本で生活する外国人のお母さんは、母子健康手帳をもらうことや乳幼児健診に行くことすら知らされていません。情報不足で十分な母子保健サービスを受けられない現状を変えるため、私たちにはやりたいことがあります。外国から来た人にもやさしい、格差のない社会にするために、皆様からのご協力お願い致します。




[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MzczMyMyMjgyODMjNjM3MzNfZnh0UVV0b3hDQS5qcGc.jpg ]


NGOシェアのクラウドファンディング「外国人のお母さんが安心して子どもを産めるような、格差のない社会にしたい!」について


みなさん、想像してみてください。
言葉が通じない国で出産するとしたら、妊婦はどんな気持ちでしょう。
夫は仕事で忙しい、家族や友達もいない、誰にも立ちあってもらえないとしたら、
どんなに不安なことでしょう。


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20代のネパール人のお母さん、先に日本で働いていた夫の元に来日しました。

日本語がまだほとんど話せないときに、妊娠しました。産科での妊婦健診で、健診料の補助制度があることを誰も教えてくれず、毎回の妊婦健診の費用は自費で払い続けました。

補助を受けるための「妊婦健康診査受診票」の存在も知りませんでした。

英語が通じる病院で出産しようと思いましたが、出産費用が高く、日本での出産を断念し、ネパールで帰国して出産しました。日本に戻ってきてから、妊婦健診の補助制度を知りましたが、お金は戻ってきませんでした。

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【以下、NGOシェアの職員 山本 筆】


わたしは、日本に住む外国人の健康支援活動を行っている保健師です。

看護学生時代にわたしは日本語を教えるボランティアに参加しました。


そこで友だちになった外国人の中に、病気になった時に困ったことがある人がたくさんいました。ある人は腰が痛くて病院に行った時、言葉がわからないままに検査をたくさん受け、気づいたら50万円の支払が必要になっていました。

自宅に届く役所からの案内が読めずに、健診が受けられなかったお母さんと子どももいました。


その頃から日本に住む外国人の健康問題を何とかしたいと思うようになりました。

病院で働くかたわら、外国人のための無料医療相談会でボランティアとして活動しました。その後青年海外協力隊の一員としてホンジュラス共和国の保健所で活動したときには、はじめて「外国人として」病気になり、言葉が通じない土地で病気になることの不安を痛感しました。


日本社会にとって外国人労働者は、今やなくてはならない存在になっています。

しかし労働目的で来日する外国人の多くは母国で生活に困っている人たちです。時に借金を背負っていることもあります。仕送りをするために日本での生活もギリギリで頑張っています。

夫が先に来日して働き、生活が落ち着いてから妻を呼び寄せることが多く、そのため妻は日本語がわからない不安な状況で、妊娠出産を迎えます。


「親が外国人」の子どもは年々増加し、1987年と比べると3倍に。

2016年の「親が外国人」の出生数は36,157人で、総出生数に占める割合は3.6%で27人に1人となっています。1987年の総出生数に占める割合(1.3%)と比較して約3倍に増えています。


割合がもっとも高いのは東京都で6.3%、16人に1人、東京23区で7.2%、14人に1人となっています*。ここ2年で外国人人口が増えていますので、さらに出生数は増加していると考えられます。(*李節子編:在日外国人の健康支援と医療通訳 誰一人取り残さないために, p24, 2018, 杏林書院)


日本人は、妊娠や出産の際に、例えば母子健康手帳をもらうことや乳幼児健診に行くことを当たり前のように思いますが、外国人は、このようなことがあることすら知らされていません。


東京都内の外国人集住地域の保健センターですら、母親学級に外国人が来たことはないといいます。乳幼児健診が受けられていないケースは外国人が多いという状況も見えてきました。このように、十分な母子保健サービスを受けられずに子どもの健康を守れない状況が生じています。


今回、クラウドファンディングをお願いして実現したいことは、
わたしたちがFemale promoter (女性普及員)と呼んでいる、外国人の母子保健ボランティアを育成することです。


出産や育児について相談ができる、同じ国のボランティアがそばにいてくれたら、妊婦はどんなに安心なことでしょう。彼女たちがいれば、言葉がわからなくても、日本の母子保健サービスにしっかりアクセスできるようになります。


現在はネパール人コミュニティを対象に活動していますが、それでもFemale promoter (女性普及員)の数は不足しています。彼女たちの人数を増やし、できるだけ多くの妊産婦のいる家を訪問したいと思います。そして彼女たちに母子保健サービスの情報を伝え、受けることを勧めます。問題を抱える妊産婦が見つかれば、保健センターへ橋渡しをし、その際に、通訳を派遣する活動も行います。


外国人のお母さん自身が情報を得て、自分と子どもの健康を守れるように、お母さんたちの力をつける手助けがしたい!


言葉の壁だけでなく、文化的背景も影響し、夫の協力や同伴がないと外出できない、病院や保健センターにも行けない、というお母さんがいます。お母さん自身が日本で母子健康手帳を管理し、自身や子どもの健康に関する決定に参加し、行動していけるよう、Female promoter(女性普及員)と共に支えます。


問題を解決するために、今、学びたいこと、やりたいことがたくさんあります。


Female promoter(女性普及員)は、これまでの2年間の活動でコミュニティのお母さんと子どもたちが抱える課題を目の当たりにしてきました。定期的なミーティングや勉強会開催で知識をさらに深め、大切なことをお母さんたちに伝えていきたいと思っています。


外国から来た人にもやさしい、誇れる日本になりたい!


今回クラウドファンディングに挑戦したのは、この問題をできるだけ多くの人に知ってほしかったことも理由のひとつです。小額でも構いません。みなさまどうかよろしくお願いします!


【プロジェクト概要】

・プロジェクト名 :「外国人のお母さんが安心して子どもを産めるような、格差のない社会にしたい!」

・URL:https://camp-fire.jp/projects/189044/preview

・目標金額 :3,000,000円

・プロジェクト期日 :2019年9月8日(日)~10月22日(火)


【リターン内容】

3,000円 / 5,000円

1)活動報告をメールでお送りします。
2)シェアの年次報告書をメールもしくは郵便にてお送りします。(2020年5月頃)
3)寄附控除の領収書を発行します。
 

10,000円 / 50,000円

1)活動報告をメールでお送りします。
2)シェアの年次報告書をメールもしくは郵便にてお送りします。(2020年5月頃)
3)寄附控除の領収書を発行します。

4)母と子のチェックリスト(英語、ネパール語各1部)をお送りします。


100,000円

1)活動報告をメールでお送りします。
2)シェアの年次報告書をメールもしくは郵便にてお送りします。(2020年5月頃)
3)寄附控除の領収書を発行します。

4)母と子のチェックリスト(英語、ネパール語各1部)をお送りします。

5)シェア在日外国人支援事業担当の山本裕子がご報告に伺います。日程等はご相談の上決定します。(交通費はご負担頂きます)


300,000円

1)活動報告をメールでお送りします。
2)シェアの年次報告書をメールもしくは郵便にてお送りします。(2020年5月頃)
3)寄附控除の領収書を発行します。

4)母と子のチェックリスト(英語、ネパール語各1部)をお送りします。

5)シェアの副代表理事・医師 沢田貴志がご報告に伺います。日程等は相談の上、決定します。(交通費はご負担頂きます)


500,000円

1)活動報告をメールでお送りします。
2)シェアの年次報告書をメールもしくは郵便にてお送りします。(2020年5月頃)
3)寄附控除の領収書を発行します。

4)母と子のチェックリスト(英語、ネパール語各1部)をお送りします。

5)シェアの代表理事・医師 本田徹がご報告に伺います。日程等は相談の上、決定します。(交通費はご負担頂きます)


【シェア=国際保健協力市民の会について】


・名称:特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会(略称:シェア)

・代表理事:本田 徹、仲佐 保(理事11名、監事2名)

・所在地:東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5F

・設立:1983年8月2日 (任意団体 シェア=国際保健協力市民の会) / 2001年9月14日(特定非営利活動法人として登記)

・事業内容:

①途上国における地域保健活動
②エイズの予防啓発、HIV陽性者支援活動
③緊急救援活動
④日本国内の在日外国人の健康支援活動ほか

・シェア=国際保健協力市民の会URL:https://share.or.jp/


|CAMPFIREについて|


株式会社CAMPFIREはあらゆるファイナンスニーズに応えるべく、“資金調達の民主化” をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししております。2011年サービス開始の国内最大級の購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」をはじめ、地域特化型の「FAAVO」、融資型の「CAMPFIRE Owners」 などを運営しています。


株式会社CAMPFIRE:https://campfire.co.jp

購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」:https://camp-fire.jp

地域特化型クラウドファンディングプラットフォーム「FAAVO」:https://faavo.jp/

融資型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE Owners」:https://owners.camp-fire.jp/



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