高度3万6000メートル
スカイダイビングは普通3000~4000メートルぐらいの高さからダイブします。それでもかなりの勇気がいるのですが、なんと、空と言うより
宇宙からのダイブに挑戦する人が出現しました!挑戦するのは
オーストリア人スカイダイバーのフェリックス・バウムガートナー氏(Felix Baumgartner)。彼は現在レッドブルをスポンサーとし、「レッドブル・ストラトス・ミッション」として活動しており、今年末、スカイダイビングの世界記録である高度3万1333メートルを上回る、
高度3万6000メートルの上空からのダイブに挑戦します。
バウムガートナー氏は熱気球に乗り、高度3万6000メートルの上空まで行き、そこから決死のダイブに挑むそうです。計算上では
落下速度は音速を超えるとのこと。ちなみに音速とは、
音の伝わる早さのこと。1060 km/h(成層圏)となり大体飛行機よりちょっと速いぐらい。言葉では上手く伝わらないので、音速をこえるとどうなるか画像と動画で見てみましょう。
ロケットが音速突破したときの超絶美麗衝撃波。1:53あたりに注目してください↓
物質が音速=マッハを超えるとき、その物質の周囲を囲む白い雲「音速の壁」です↓
高度3万6000メートルは宇宙空間ではありませんが、
0.01から0.3気圧、 最低気温マイナス70度と、宇宙とさほど変わらない過酷な場所なためバウムガートナー氏はまるでスペースシャトルの搭乗クルーが着る様な特別なスーツを着用するそうです。
ネット上では“
音速に達するまでに溶けるだろ、普通”、“
音速超えると魔法使えるようになるって聞いた”、“
生身の体でどうこうする場所じゃねぇ・・・”など驚きを隠せないコメント多数です。
無事地上に降りてくることを祈ります。
【海外】「宇宙からスカイダイビング」、オーストリア人スカイダイバーが挑戦…最高速度は音速を上回るという