
株式会社キャステムとインターステラテクノロジズ株式会社は協同し、2019年7月にISTが開発した観測ロケットMOMOを使い、「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクトを実施した。
結果は、ミッション未達に終わったが、叶わなかったこの夢を成功させる為、1年越しに再始動することが決定した。
それに伴い、本プロジェクトのSTEP2(プロジェクト概要参照)で新たな挑戦となる「超小型カメラ」「通信機器」「軽量バッテリー」「遠隔操縦」の4つの開発の支援をしてくれる参画企業・教育機関・個人の募集を行う。
(画像はプレスリリースより)
民間ロケットで紙ヒコーキを宇宙に放出する世界初の挑戦
「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクトは、キャステムの代表取締役であり、折り紙ヒコーキ協会の会長も務める戸田拓夫氏が40年以上抱き続けてきた長年の夢であった。
“折り紙ヒコーキは宇宙空間から地上に降り立つのか”という、たった一人の疑問から始まった夢が、民間のロケット開発を行うISTとの出会いにより、夢から現実に動き始めている。
ISTは「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」ことを目指し、お客様の様々な荷物と夢や想いを宇宙に届ける“みんなのロケット”を掲げており、戸田氏が発案した本プロジェクトに共感し、2019年にプロジェクトを実施、そして今回の再挑戦に至った。
本プロジェクトでは、世界の子供たちに平和を願うメッセージを書いてもらうことも計画している。一人の夢でなく、世界中の人々の夢や想いを乗せたロケットの打ち上げとなる。
<共同プロジェクトの体制>
プロジェクトの発起人・主体:キャステム
技術協力:インターステラテクノロジズ
<「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクト>
■プロジェクトの期間:2020年8月~2023年頃を予定
■募集期間:2020年8月19日(水)~2020年10月31日(土)
■詳細ページ
1. WEBサイト:https://www.castem.co.jp/ist.html
2.「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクト公式ツイッター:https://twitter.com/castem_IST