
兼松株式会社は、空飛ぶクルマの離発着場であるVertiportの開発・運営ならびにドローン物流の分野で世界を牽引する英Skyports社と資本業務提携し、日本国内での共同事業の開発・運営のための合弁会社を2024年までに設立することで、基本合意した。
(画像はプレスリリースより)
空飛ぶクルマのインフラ開発・運営、ドローン物流を展開する英ベンチャー企業Skyportsと資本業務提携
兼松とSkyports社は、2020年の業務提携以降、共同でVertiportネットワーク構築、ドローン物流に関する国内市場調査を進めてきた。これらの活動および国内外の空飛ぶクルマやドローンの産業動向を踏まえ、この度Skyports社が実施した第三者割当増資に応じた出資により、同社との本提携に至った。
今後、両社は国内における独占パートナーとしてVertiport事業およびドローン物流分野について、共同事業に向けた取組みを加速していく。
設立する合弁会社を主体として、空飛ぶクルマ実用化に合わせて、Vertiportを設置・運営し、地域における空飛ぶクルマのネットワーク拡大に向けた取組みを進める。
共同事業領域は、Vertiport設置・運営およびドローン物流にわたることから、それぞれのノウハウ、経験、技術の共有等を通じた相乗効果による飛躍的な事業拡大が期待される。
兼松は、Skyports社との本提携を通じた共同事業開発の推進により、空飛ぶクルマやドローンに関する取組みを加速し、航空業界のイノベーション、空の移動の大衆化、物流の発展、人々の生活や地域の発展、モビリティ分野の環境対策に貢献していく。