神から試された男
今月17日千葉県松戸市大金平の無職、佐藤定雄容疑者(82)を偽造通貨行使容疑で逮捕された。この事件、ただの偽札の事件ではなく、偽札を見知らぬ人にプレゼントされた人が逮捕されるという事件。
佐藤容疑者は「生活保護を受けていて金に困っていた。駅前のベンチに座っていたら、見知らぬ男に無言で札を渡された。偽物と気づいたが使った」と話しているという。
16日午後8時45分ごろ、JR松戸駅構内のコンビニエンスストアで、偽の1万円札1枚を使って菓子パンと飲料水の合計262円を購入し、釣り銭9738円を受け取ったとしている。レジの女性店員(21)が偽造防止用のホログラムがないことに気づき、駅員を通じて通報。駆けつけた署員が現行犯逮捕したという。
偽札を渡した犯人の真意は?
何者かが、佐藤容疑者に偽札を手渡した可能性がある。偽札をプレゼントされ、生活に困っていたらきっと使うだろうと見越してのいたずらなのか、いやがらせなのか。それとも自分ではなく、誰か他の者に偽札を使わせばれないかどうか実験したのか。偽札を手渡した犯人の動機は一体何だったのか?気になるところだ。
あなただったらどうする?
このニュースを読み、もし自分が佐藤容疑者のように、生活保護でお金に困っていた、1万円札を手渡されたらあなたならどうしていただろうか?こういうニュースを通して自分と正直に向き合ってみるのもいい機会かもしれない。
松戸警察署